企業の人材育成をナナメからサポート!

企業の人材育成においてすぐに使える情報を発信していくブログです。

No.004 学習方法

「で、どう教えればいいの?」

学習内容と学習方法に分けて考えた時、学習内容は言わば「公式」でありどの本を開いても大体同じことが書いてあります。

一方、学習方法は言わば「どうやって教えるか」であり、その方法は様々です。

 

「アップショットを教えてみたい!」としてもどのレベルで理解・体得させるか?で変わってきますし、手持ちの機材や環境によっても変わってきます。

今後、学習方法の例を挙げていきますが、最終的にはケースバイケースでのアレンジが必要になるかと思います。

No.003 カットとカットの組み合わせ

「カットとカットの組み合わせってなに?」

【映像制作の醍醐味は「カットとカットを組み合わせること」である】と思わせぶりに述べました。醍醐味〜とか言って曖昧にしているのは、別にカットとカットを組み合わせなくても映像制作っちゃ、映像制作だからです。

すごく丁寧に作り込んだワンカットの作品は、賞賛に値する作品だと思います。


「大空港2013」ワンシーン・ワンカットプロモーション映像

 

ですが、そういった作品制作は初学者向けではありません。 初学者の落とし所としては「数カットをつなげて作者の意図が第三者に伝わる作品」くらいがちょうどいいのではないかと思います。

 

そこで必要になってくるのが「カットとカットを組み合わせること」です。

「カットとカットを組み合わせること」これは、そんなに難しいことではないです。適当に撮った映像(カット)を並べただけでも視聴者は勝手にそこになんらかの意味を見出す努力をしてくれます。優しいですね。 ※時間のある方は、このへんでクレショフ効果などのキーワードをググってみてもいいかもしれません。

 

ですが、それではつまらない。

できれば、視聴者に、作者の意図を伝えたいとは思わないでしょうか。 「カットとカットを組み合わせること」が上手くできれば、それは可能です。「カットとカットを組み合わせること」の効果を次に考えてみます。

 

「カットとカットを組み合わせること」≒「編集」だとも言えます。

編集の効果(あるいは目的)は3つあると言われています。

「強調」

「省略」

「意味付け」

…いきなり難しいことを言うなという感じですね。意味付けとか思わせぶりすぎてよくわかりません。ですので、編集の効果を簡単に言い換えてみたいと思います。

 

① (編集で)内容を強調できる

② (編集で)内容を視聴者にわかりやすくできる 

③ (編集で)事実とは違うことを伝えられる(嘘がつける)

 

…嘘をつけるとかワクワクしますね。

 

嘘をつけるから→わかりやすくなるし

強調できるから→わかりやすくなるような気もして意味が重複してそうな気もしますが、ひとまず、書き進めたいと思います。

 

 

No.002 学習内容

「何を教えればいいのか?」

教えるというと押し付けがましいですが、一体、どんなことをしていけば対象者がある程度の映像制作スキルを身につけられるのか、は考えておいたほうがいいように思います。

便利なもので、初心者向けに書かれた映像制作の実用書は多数存在します。それらは、写真やイラストを用いて映像制作に必要なトピックスをわかりやすく説明してくれています。

一方で辞書的な側面が強く、基礎知識を網羅的に羅列しただけにも思えてしまいます。

また、「膝から頭までを映した画角がニーサイズだ!」「イマジナリーダインは超えるんじゃないぞ」など、それっぽい内容に惑わされて先生が教えやすい項目を教えるという状況も避けたいものです。映像制作の一歩目はそういうところではないと思います。

 

 

「一体、なにが大切なのか?」

ぶっちゃけ、そんなのケースバイケースですが、一旦、なにが大切かを断言してみたいと思います。

 

《映像制作の醍醐味(大切なこと)》

「カットとカットを組み合わせて表現すること」である

 

《習得すべきスキル》

① アップショット使うこと

② 状況説明カットを使うこと

 

私が考える映像制作における大切なことはこれらです。

 

これだけ押さえておいて、これさえ理解し実践できるようになれば、いいんじゃないかと考えております。 これをベースに時間があれば、よりわかりやすくかっこいい構図の話ですとか、映像上の嘘の話ですとか、物語性のある5~10分程度の作品作りですとかに挑めばいいのではないかと思います。

授業で一生懸命、絵コンテの書き方を身につけたとしても、その後の人生で絵コンテを書く機会は皆無です。

それより、その場で起こったことをよりわかりやすく伝えるスキルを身につけた方が結構役に立つと思います。それが「①アップショット使うこと」「②状況説明カットを使うこと」だと私は思います。

No.001 意気込みを書く

「映像制作の授業を実施を検討している」

 そんな中学、あるいは高校の先生の役に立ちたいという思いからカテゴリー「映像制作学習」で記事を書き連ねたいと思います。

学習指導案」の作成などはよくわかりませんが、どうやって教えるか(方法)、何を教えるか(内容)のヒントになるようなことはだらだらと書いていけると考えています。 それぞれの目的や機材等の環境と組み合わせて授業として昇華していくこと妄想しながらとりあえず書き始めたいと思います。

 

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(どこでもだれでもスマフォで簡単に動画制作ができる(機材面)時代になりましたしねー)

 

 何卒、よろしくお願い致します。

習得ステージとは?

能力変化にもモデルがある、と、思うの

このブログでは研修を「人の持つ何かの能力を変化させる行為」だとか、もっともらしくいうことがあります。その「能力の変化」にもいくつかのモデルがあります。

 《0→1モデル》

   新たに学ぶ。今までやってないことをできるようにする。

 《1→2モデル》

   強化。よりできるようにする。

 《-1→1モデル》

   矯正。間違ってたことを正す。

 

今回はとりわけ《0→1モデル》について時間軸で分析してみたいと思います。

 

どのくらい習得できてる?

「研修にひと④手間」でも登場しましたが「ある行動が身につくこと(習得)」には段階があると言われています。

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それが、知らない/わかる/できる/習慣化/人に教えられるの5段階です。この段階分けには諸説ありますが、私はこの5段階がしっくりきます。そして勝手に「習得ステージ」とか「習得5ステージ」と名付けております。

 

この5つのステージについて皆さんも思い当たる節がありませんかね?「学生時代の部活動」とかまさにこれですよね。

 

先輩に教えてもらい

 →素振りができるようになり

  →無意識によい動きができるようになり

   →いつかは後輩に教えるようになる

 

習得ステージの面白いポイントが2つあります。

わかるとできるの差が大きい

わかってもできないことってありますよね。あるいは、わかっている気になっているだけってやつ。研修の中では「試しにやらせてみて」わかった気にさせないことが大切です。

研修の中ではできるくらいまでしか取り扱えない

基本的に、習得の段階の真ん中「できる」までしか1回の研修では到達できないと考えてください。例えばバットの振り方を研修の中でわかる・できるまで習得できますが、日常的に素振りをするとか、試合という緊張状態の中で習慣化されたいつものスイングをするようにすることはできません

(「席を離れる時は机の上を整理整頓すること」くらいの習慣であれば2日間の研修でで身につくかもしれませんが…)

  

習得ステージを知っていると?

結局、このステージを知っておくとどう得なのでしょうか?

まず「インプットだけではダメかも」ってことに気づくことができます。公式を覚えたらドリルで試す。そうやって算数を学んだように、学んだことを実践させる必要性に気がつくはずです。

かつ、受講者が今どのステージにいるかを推測して、手を打つことができます。すでに「できる」まで来ているのであれば「習慣化」のための策を考えればいいですし、「知らない 」状態のひとに習慣化をしいてもやらされ感しか残りません。

 

 

【雑記】大洗へ戦車道を見に行ってきました!

それじゃー、人材育成とは全く関係ない記事を書きます!

 

最終的に何かの教訓に落とし込んだりもしないので、大洗とガールズアンドパンツァーに興味がない方は読み飛ばしていただければと思います。

今回は、記事の中でガルパンネタをちょいちょい挟むので、ここで一気に放出しておこうと考えた次第です。

 

私とガルパンとの出会いは今年の5月です。

ズートピアを見ようか? ガルパンを見ようか? 迷っていたところを先輩にそそのかされてガルパンみたのが始まりましでした。

そこからハマりまして、アニメを全話みて、パチンコもし、秋山さんのフィギュアを買い、とうとう7月17日には大洗に聖地巡礼に行ってしまいました…!

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(磯前神社にて)

 

大洗の感想としては…「ファンなら行くべき!」です。

よかったです!

素敵な気持ちになれました! ガルパンが街から愛されていました!

 

一番行きたかったのがここです。

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そう! 劇場版でサンダースが戦車を届けてくれた道です。

実は私の地元は茨城町(大洗の隣町)でして、登場する街のシーンは大体子供の頃にみたことがある場所です。ここもその一つ…なのですが、記憶がおぼろげで… (神社下のカーブとかはよく覚えているのですが)

今回、おぼろげな記憶と、映画のワンシーンと、現在の現場を一致させることができました。プチ感動!

 

そのほか、劇場版で倒れた電柱などを堪能しました。

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左側の電柱がそれですね。

戦車が走り回った商店街を私も回ってきたのですが、ガルパンのTシャツを着た男性がとてもたくさんいました。その人気衰えずって感じでした。

 

商店街では

・桂利奈 (日本酒)

・サンダースのスポーツタオル 1枚

アンツィオのハンドタオル 3枚

・大洗のタオル 3枚

・串カツ

・唐揚げ

などを購入しました。タオルは買って本当によかったです。品質がよい!大満足です。聖グロのバスタオルが売り切れだったので、次回行った時は買えたらいいなぁ。

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日本酒 桂利奈は開ける機会が今の所ありません… ぜひ、ガルパンの話をしながら飲みたいですね。

 

そのほかの所感としては…

■串カツ 100円は安い! しかも200円で缶バッチ1つくれるのには恐縮。

■本屋のおばちゃんが「元はアニメから始まった〜」とガルパンの成り立ちをちゃんと理解しているのすごい!

■鉄板ナポリタンの店が激混み 食べたかった…!(食べ損ねた!)

■大洗役場、案外小さい!

マリンタワーの2階って、え? 高いよ!

■戦車クレープはわかる。カール戦車クレープって! マニアックだ!

ガルパンのTシャツってこんなに種類あるんだ!ってくらいすれ違う男性のTシャツが多様!

 

とにかく楽しい1日でした〜。

海水浴客の渋滞や、アクアワールド大洗渋滞があるので、車はおすすめしません。

電車で来て、レンタルサイクル(数少ない)がやっぱりベストですね…

 

最後に水戸駅の「らしんばん」 で缶バッチが300円で売られていて微妙な気持ちになりました…