No.001 意気込みを書く
「映像制作の授業を実施を検討している」
そんな中学、あるいは高校の先生の役に立ちたいという思いからカテゴリー「映像制作学習」で記事を書き連ねたいと思います。
「学習指導案」の作成などはよくわかりませんが、どうやって教えるか(方法)、何を教えるか(内容)のヒントになるようなことはだらだらと書いていけると考えています。 それぞれの目的や機材等の環境と組み合わせて授業として昇華していくこと妄想しながらとりあえず書き始めたいと思います。
(どこでもだれでもスマフォで簡単に動画制作ができる(機材面)時代になりましたしねー)
何卒、よろしくお願い致します。
習得ステージとは?
能力変化にもモデルがある、と、思うの
このブログでは研修を「人の持つ何かの能力を変化させる行為」だとか、もっともらしくいうことがあります。その「能力の変化」にもいくつかのモデルがあります。
《0→1モデル》
新たに学ぶ。今までやってないことをできるようにする。
《1→2モデル》
強化。よりできるようにする。
《-1→1モデル》
矯正。間違ってたことを正す。
今回はとりわけ《0→1モデル》について時間軸で分析してみたいと思います。
どのくらい習得できてる?
「研修にひと④手間」でも登場しましたが「ある行動が身につくこと(習得)」には段階があると言われています。
それが、知らない/わかる/できる/習慣化/人に教えられるの5段階です。この段階分けには諸説ありますが、私はこの5段階がしっくりきます。そして勝手に「習得ステージ」とか「習得5ステージ」と名付けております。
この5つのステージについて皆さんも思い当たる節がありませんかね?「学生時代の部活動」とかまさにこれですよね。
先輩に教えてもらい
→素振りができるようになり
→無意識によい動きができるようになり
→いつかは後輩に教えるようになる
習得ステージの面白いポイントが2つあります。
わかるとできるの差が大きい
わかってもできないことってありますよね。あるいは、わかっている気になっているだけってやつ。研修の中では「試しにやらせてみて」わかった気にさせないことが大切です。
研修の中ではできるくらいまでしか取り扱えない
基本的に、習得の段階の真ん中「できる」までしか1回の研修では到達できないと考えてください。例えばバットの振り方を研修の中でわかる・できるまで習得できますが、日常的に素振りをするとか、試合という緊張状態の中で習慣化されたいつものスイングをするようにすることはできません。
(「席を離れる時は机の上を整理整頓すること」くらいの習慣であれば2日間の研修でで身につくかもしれませんが…)
習得ステージを知っていると?
結局、このステージを知っておくとどう得なのでしょうか?
まず「インプットだけではダメかも」ってことに気づくことができます。公式を覚えたらドリルで試す。そうやって算数を学んだように、学んだことを実践させる必要性に気がつくはずです。
かつ、受講者が今どのステージにいるかを推測して、手を打つことができます。すでに「できる」まで来ているのであれば「習慣化」のための策を考えればいいですし、「知らない 」状態のひとに習慣化をしいてもやらされ感しか残りません。
【雑記】大洗へ戦車道を見に行ってきました!
それじゃー、人材育成とは全く関係ない記事を書きます!
最終的に何かの教訓に落とし込んだりもしないので、大洗とガールズアンドパンツァーに興味がない方は読み飛ばしていただければと思います。
今回は、記事の中でガルパンネタをちょいちょい挟むので、ここで一気に放出しておこうと考えた次第です。
私とガルパンとの出会いは今年の5月です。
ズートピアを見ようか? ガルパンを見ようか? 迷っていたところを先輩にそそのかされてガルパンみたのが始まりましでした。
そこからハマりまして、アニメを全話みて、パチンコもし、秋山さんのフィギュアを買い、とうとう7月17日には大洗に聖地巡礼に行ってしまいました…!
(磯前神社にて)
大洗の感想としては…「ファンなら行くべき!」です。
よかったです!
素敵な気持ちになれました! ガルパンが街から愛されていました!
一番行きたかったのがここです。
そう! 劇場版でサンダースが戦車を届けてくれた道です。
実は私の地元は茨城町(大洗の隣町)でして、登場する街のシーンは大体子供の頃にみたことがある場所です。ここもその一つ…なのですが、記憶がおぼろげで… (神社下のカーブとかはよく覚えているのですが)
今回、おぼろげな記憶と、映画のワンシーンと、現在の現場を一致させることができました。プチ感動!
そのほか、劇場版で倒れた電柱などを堪能しました。
左側の電柱がそれですね。
戦車が走り回った商店街を私も回ってきたのですが、ガルパンのTシャツを着た男性がとてもたくさんいました。その人気衰えずって感じでした。
商店街では
・桂利奈 (日本酒)
・サンダースのスポーツタオル 1枚
・アンツィオのハンドタオル 3枚
・大洗のタオル 3枚
・串カツ
・唐揚げ
などを購入しました。タオルは買って本当によかったです。品質がよい!大満足です。聖グロのバスタオルが売り切れだったので、次回行った時は買えたらいいなぁ。
日本酒 桂利奈は開ける機会が今の所ありません… ぜひ、ガルパンの話をしながら飲みたいですね。
そのほかの所感としては…
■串カツ 100円は安い! しかも200円で缶バッチ1つくれるのには恐縮。
■本屋のおばちゃんが「元はアニメから始まった〜」とガルパンの成り立ちをちゃんと理解しているのすごい!
■鉄板ナポリタンの店が激混み 食べたかった…!(食べ損ねた!)
■大洗役場、案外小さい!
■マリンタワーの2階って、え? 高いよ!
■戦車クレープはわかる。カール戦車クレープって! マニアックだ!
■ガルパンのTシャツってこんなに種類あるんだ!ってくらいすれ違う男性のTシャツが多様!
とにかく楽しい1日でした〜。
海水浴客の渋滞や、アクアワールド大洗渋滞があるので、車はおすすめしません。
電車で来て、レンタルサイクル(数少ない)がやっぱりベストですね…
最後に水戸駅の「らしんばん」 で缶バッチが300円で売られていて微妙な気持ちになりました…
研修にひと手間 ④ ~参加者全員が先生だ!~
誰かに何かを教えるには、少なくとも誰か以上にそれを知っていなければならない
☕️「こんな言葉を知っている?
他人の育成を手掛けない限り、
自分の能力を向上させることはできない」
🍊「『マネジメント』の発明者
ドラッカーの言葉ですね」
2記事連続でダージリンさんのネタで恐縮であります!(秋山殿風)
…ネタはさておき、この格言、なかなか確信をついていると思います。さすがドラッカー。
よく成長(ある行動が身につくこと)には段階があると言われています。
諸説ありますが、私はなるべく簡単にという観点で次のように捉えています。
知らない/わかる/できる/習慣化/人に教えられる
言葉だけ抽出するとこんな感じですね。
この階層について語るのはまた別の機会にするとして…
人に教えるために学び直して、自分のためにもなったという経験はございませんか?
上記の成長段階でも最上階層にありますが、「人に教える」ためには少なくとも教える内容を自分の言葉で語れなければなりません。自分の言葉で語るためには内容を自分なりに解釈して理解する必要があります。
この「人に教える」という行為、つまり、「他人の育成を手掛ける」ことを研修の中にも取り入れてはどうか?というのが今回の提案です。
自分の言葉で語らせる
その名も「レクチャーカード法」です。
方法はいたって簡単です。
・キーワードやお題が書かれたカードを1枚渡す
・その内容について、メンバーに解説をする
これだけです。
これによって以下の効果があるんじゃないかと思っています。
・自分の考えが加わり、自分の言葉になる
・口に出すことで学習内容が定着する
・能動的に話すことで、印象が深まる
アクティブラーニングの「Think-Pair-Share」 などの発想に近い部分はありますがもっと手軽にできるかなぁと思います。
また、序盤に1回くらいこのRC法をやっておくと「(今日は、真面目に内容を聞いてないと仲間内で恥かいちゃう!)」って意識が生まれて真剣に取り組んでくれるかもしれません。
テキスト等に辞書並みの解説を載せておくとそこを読むだけになってしまうので注意が必要です。
研修にひと手間 ③ 〜こんな言葉を知ってる?〜
世界観を広げよう
「こんな言葉を知ってる?」と言えば、ガールズ&パンツァーのダージリン様の持ちネタです。ダージリン様は私たちに、格言を通じて人生を教えてくださいます。
研修でもカリキュラムの中で、たまに、格言を紹介することがありますがもっと全面に押し出しても面白いのではないかと思うのです。
「運命がレモンをくれたら、それでレモネードを作る努力をしよう」
例えば、これは、デールカーネギーさんの言葉です。
この格言をテキストの表紙に記載したり、アイスブレイクで題材にしたりすることで研修にまとまり感が出たり、テーマが明確になったりしないかなぁと思っている次第です。あと、研修後ポスターに記載してもポスター感がより出るように思います。
また、他のアイディアと同じで研修を印象的にして思い出すきっかけの一助にもならないかなぁーっと。
…ならないですかね…?
さぁ、好きな格言を選んで!
何かをしたい者は手段を見つけ、何もしたくない者は言い訳を見つける
アラビアのことわざ
人は理論により説得され、感情と利害により動く
最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である
成功とは大胆不敵の子供である
ベンジャミン・ディズレーリ
著作権を気にして、ことわざとか没後50年経ってるものなどをチョイスしてみましたが、なかなかグサっとくる言葉がありますよね…
研修にひと手間 ② 〜表紙をPOPに!〜
根拠はないけどポップがいい!
一番最近実施した研修のテキストの表紙がどんなものだったかを思い出せますか?
社名があって…
研修名があって…
名前を書く欄があり…
日付も入っていたかも…?
(こんな感じですかね?)
表紙をもっとポップにしてみてはどうかと思うのです。
ポップにすることで「研修を印象的にする(思い出しやすくする)」「堅いイメージを払拭する」ことができないかなぁと思っております。
特に、若手を育成する研修などで有効かなぁと思います、根拠はないですけど。強いて言えば、私はポップな方が面白いと思います。
写真を1枚加えるだけ
具体的には、こんな感じです。
フリー写真素材提供サイトから写真を探して、貼り付けるだけです。
写真1枚で、雰囲気がガラリと変わるかと思います。…思いませんかね?
研修にひと手間 ① 〜名札で君を知る〜
まずは、小さく変えてみる!
ビジネスの現場で起こる事象の多くは、様々な要素が複雑に絡み合って成り立っているように思います。その絡み合いを紐解くのが億劫で「去年もやったから」「今、忙しいから」という思考停止ワードで無難に同じことを繰り返してしまった経験はございませんか?
その気持ち、超わかります…!
ひとまず、去年と同レベルでこなしておけば、誰にも非難されないですし、一番楽ですもの。
しかし一方で、研修を受ける人のことを考えたら毎回、改善を積み重ねていくのが良いということも忘れているわけではないと思います。
そこで、ひとまず、小さく研修を改善してみるというのはどうでしょうか?
確かに小さくて、研修の本筋じゃない改善かもしれませんが「去年よりちょっとでもよくなれば儲けもん」くらいの軽い気持ちでやってみませんかー?
名札で君を知る
講師の質
カリキュラムの内容
演習・ワークの方法
会場の環境
時期
研修の要素は色々ありますが、手っ取り早く変えられるのは「道具」だと思います。
例えば「名札」です。
今まで「互いの名前だけがわかればいい」と思っていた名札を「互いの人柄が垣間見えたらいいな」に変えてみようではありませんか。
例えば、名札に「趣味」や「好きなもの・こと」を書く欄を設けます。(ワークショップの現場でしばしばみられるテクニックです)
欄を設けなくても、下半分にそういったことを書くように周知するだけでもよいかと思います。
これだけで、会話のきっかけが生まれますし、グッと話しかけやすくなります。「ガルパン、いいですよね」と。そして、願わくば「自分を出してもいいんだ」という発言しやすい空気も生まれたらいいかなぁと思います。
面白いなぁと思ったらぜひ、お試しください!